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THE PROGRAM
コースについて

MESSAGES FROM THE DIRECTORS 機構長・高大接続改革部門長挨拶

機構長挨拶

未知に挑む力を、学部から博士へ。

次世代博士人材育成コースのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

現代社会は、気候変動やエネルギー・食料問題、国際情勢の変動などの地球規模の課題に加え、日本国内においても少子高齢化や地域の活力低下、学術・産業の国際競争力低下といった課題に直面しています。これらはますます複雑化しており、その解決には新しい発想と挑戦が求められています。こうした時代においては、深い専門性に加え、分野を越えて知を融合し、新しい価値を創出できる博士人材の育成が不可欠です。博士人材は、研究を通して培った探究力や創造力を活かし、大学や研究機関のみならず、産業界や国際社会においても活躍の場を広げています。こうした中、日本では博士課程へ進学する学生が諸外国と比べて少ないことが大きな課題となっています。

九州大学ではこれまで、世界水準の研究力を基盤に、多様な分野で社会の発展に貢献する人材を育成してきました。こうした実績を踏まえ、社会の変化に対応した人材育成をさらに推進するため、2023年度に未来人材育成機構を設置しました。同機構では、この課題に真正面から向き合い、学部段階から博士課程までを見通した育成モデルとして、「次世代博士人材育成コース」を新たに設置しました。本コースでは、入学直後から研究室での活動や研究インターンシップを通じて研究に触れ、主体的に学びを深める機会を提供します。さらに、柔軟な履修制度や奨学金による支援に加え、分野を越えた学生・研究者との交流機会を設けるなど、多角的な視野を養うための環境を整えています。

研究とは未知に挑み、新たな知を切り拓く営みです。その挑戦の積み重ねが未来を形づくります。本コースでの学びを通じて、探究する力と挑戦する姿勢を培い、自らの可能性を広げながら、社会に新たな価値を生み出す人材へと成長されることを心より期待しています。

九州大学未来人材育成機構長
石橋 達朗
高大接続改革部門長挨拶

学部から博士課程へ――問いを見つけ、考え、形にしていく学びへ。

近年、社会や産業の変化はますます速くなり、既存の知識や技術を発展的に組み合わせながらも、新しい視点や発想が求められる課題が増えています。こうした時代に求められているのは、「まだ答えのない問い」に自ら向き合い、考え、そして新しい価値を生み出していく力です。大学での研究は、実際の課題に向き合いながら、そうした力を育んでいく営みでもあります。

高校までの学びでは、ある意味確立された問いに取り組みながら知識や考え方を身につけていきます。一方、大学や社会での研究は、答えだけでなく時には課題すら見えていない事柄と向き合いながら、問いそのものを見いだし、考え抜いていくことが重要になります。一見難しいように感じられるかもしれませんが、実は多くの場合、研究は最初から明確な問いや答えが見えているわけではありません。実験や議論、失敗や試行錯誤を重ねる中で、自分自身の問いが少しずつ形になっていきます。この学びから研究への転換は、単なる知識習得の延長ではなく、問いへの向き合い方そのものの変化とも言えます。

本コースでは、入学後の早い段階から研究に触れ、実際に試行錯誤しながら学ぶ機会を提供します。早期研究室配属や研究インターンシップを通して、知識を学ぶだけでなく、自らも問いを立て、考え、議論し、形にしていく経験を積むことができます。また、異なる分野や背景を持つ学生・研究者との交流を通して、自身の専門をより広い視野から捉える力も養われるでしょう。

博士課程は、限られた人だけが進む特別な道ではありません。未知の課題に向き合い、新しい知を生み出したいという意志を持つ皆さんに開かれた挑戦の場です。本コースでの経験が、「研究とは何か」を具体的に考えるきっかけとなり、未来を切り拓く第一歩となることを期待しています。

九州大学未来人材育成機構高大接続改革部門長
田中 將己

目指す・求める人材像

目指す人材像

本コースをとおして、専門分野における知識を深めつつ、分野を超えた知識を積極的に獲得・融合し、新たな価値の創造と社会変革をもたらすトップ博士となる人材育成(すなわち、次世代博士人材)を目指します。

求める人材像

本コースでは、高校段階から研究活動に意欲を持ち、自らの興味・関心をもとに主体的に学び続けようとする学生を求めています。専門分野の理解を深める意欲に加え、他分野の知識も柔軟に取り入れ、幅広い視点で物事を捉えようとする姿勢を重視します。また、将来的に博士課程への進学を視野に入れ、長期的に研究活動へ取り組む意志を持つことを期待しています。

PROGRAM OVERVIEW AND KEY POLICIES コース概要・3 ポリシー

コース概要

九州大学では、日本の研究力低下や高度博士人材の不足という社会課題に応えるため、2027年4月より「次世代博士人材育成コース(通称:Next PhDコース)」を設置しました。
本コースは、高校段階から研究活動に意欲を示す学生を早期に発掘し、大学入学後もそのモチベーションを維持したまま博士課程まで一貫して育成することを目的としています。
コース生になるには、「次世代研究者発掘入試Ⅰ・Ⅱ」または、九州大学入学後に受験できる「コース編入試験」に合格する必要があります。コースでは、早期からの研究活動、主幹教授や若手研究者との交流、奨学金の支給などを通じて、学生が継続的に研究へ取り組める環境を整えています。
コース修了後は、次世代博士人材として日本の科学技術イノベーションを牽引し、社会の発展に貢献することを期待しています。

3ポリシー
  • アドミッションポリシー

    次に掲げる4つの方針に基づいてコース生を選抜する。

    1. 当該分野の基盤となる基礎的な知識・理解を十分に有している。(知識・理解)
    2. 自ら課題を設定し、国際的視野を持って論理的・持続的に科学研究活動を推進できる。(能力・意欲)
    3. 自立した学問的探究心と高い知的好奇心を持ち、アクティブ・ラーナーとしてコースで学び続ける姿勢を持っている(態度・志向性)
    4. 当該分野の発展に向けて、他分野の知識も学ぼうとする意欲を持っている。(態度・志向性)
  • カリキュラムポリシー

    ディプロマ・ポリシーを達成するために、以下のとおりカリキュラムを編成する。

  • ディプロマポリシー

    修了時に学生が身に付けるべき知識・理解、能力・意欲、態度・志向性として、以下のとおり学修目標を定める。

    1. 当該分野の基盤となる高度な知識・理解を十分に有している。(知識・理解)
    2. 独創的な研究課題を設定し世界と伍することのできる科学研究活動を論理的に推進できる。(能力・意欲)
    3. 自立した学問的探究心と高い知的好奇心を持ち、アクティブ・ラーナーとして将来にわたり研究活動に取り組む意欲と学び続ける姿勢を持っている。(態度・志向性)
    4. 当該分野と他分野の知識の融合が、どのように価値の創造や社会変革をもたらすか構想することができる。(能力)
    5. 研究倫理を守り、公共的責任感を持った研究者に相応しい人格を備えている。(態度・志向性)
    6. 専門分野の枠を超えて対話とコラボレーションを行う素養を有している。(態度・志向性)

PAMPHLET パンフレット

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