PROGRAM FEATURESコースの特徴

FIVE KEY POINTS 5つのポイント

1. 学士課程1年次からの
早期研究室配属・
研究インターンシップ

通常の学生は、学部3・4年次の研究室配属後に、本格的な研究活動を開始しますが、コース生は、入学後すぐに研究室配属・研究インターンシップが開始されますので、早期に研究活動に従事することができます(但しコース生の所属する学部・学科の参加研究室に限る)。これにより、研究へのモチベーションを維持したまま、博士課程修了まで研究活動に取り組むことができます。

特に、本学の高大連携事業であるQFC-SPリサーチを修了し、「次世代研究者発掘入試Ⅰ」を経て本学に入学した場合は、希望すれば同じ指導教員の下で研究活動に取り組むことができます。それ以外のコース生については、大学入学後に研究インターンシップとして複数の研究室で研究活動を体験した上で、研究意欲や適性等を総合的に勘案して指導教員を決定し、遅くとも1年次後期から当該研究室で研究活動を開始します。

2. 成長の可能性を拡げる
柔軟なカリキュラム

コースでは、入学前教育の成果、英語外部試験のスコア等について、大学入学後に単位認定を行う制度の導入を予定しています。また、上級学年で開講される講義の先取り履修を可能とするなど、柔軟な学修制度の整備を進めています。(詳細はコースカリキュラムをご確認ください。)
これらの制度を活用することで、学修の効率化が図られ、創出された時間を研究活動に充てることができます。さらに、副専攻プログラムの受講などを通じて専門分野に加え、分野横断的な知識や幅広い教養を身につけることも可能です。
また、各学府が定める修了要件を満たした上で、優れた研究業績等を有すると認められた場合、修士課程を1年で、または博士後期課程を2年で修了するなどの早期修了が可能です。

3. 若手研究者スクエアや
セミナーで広がる
研究の世界

コースの在籍生・修了生と本学の若手研究者を主要メンバーとするコミュニティである「若手研究者スクエア」を設けています。所属や学年を超えた学生同士に加え、若手研究者や企業関係者等との交流が行われます。研究志向の高い仲間たちと意見交換することで、刺激を受け、新たな視点やアイデアを得ることに繋がります。
また、本学の中で、特に優れた研究業績を有し、研究をリードする主幹教授や著名講師等によるセミナーをコース生向けに開催します。このセミナーを通して、社会の様々な分野で関わっている最先端の研究の歴史的背景から現在の研究状況、そして、研究の未来を知る機会を提供するほか、研究者として身に付けるべき知識や素養を養い、更なる研究意欲の向上を図ります。

4. 経済的負担を軽減する
奨学金の支給

博士課程学生を除くコース生に対して、年間50万円の奨学金を支給します(博士課程学生は別の支援制度あり)。
※240万円以上の奨励費、給与等の安定的な収入を得ていると認められる者や他の奨学金で当該奨学金以外の資金援助を受けることが認められていない場合は、支給対象外となります。
※休学期間や留年期間中は、奨学金の給付を停止します。

5. サポート体制

キャンパスライフ・健康支援センター、ハラスメント相談窓口、就職相談員など、通常の学生と同様に本学が提供するサポートに加え、コース生が研究・生活面において安心して学習に取り組めるよう、メンター及び教育改革企画室教員によるサポートを実施します。

  • メンターの役割:研究上の指導・配慮を除く、コース生の学生生活全般に関して定期的および随時の面談を通じて状況を把握し、必要な支援や助言を行います。
  • 教育改革企画室教員の役割:メンター、コース生からの要請を受けて、転研究室・転学部・転学科、コース離脱等について判断する上で必要な支援や助言を行います。

CURRICULUM カリキュラム

コース生は、所属する学部・学府のカリキュラムを受けつつ、副専攻的な位置づけでコース生としてのカリキュラムをこなすことになります。
通常のカリキュラムに早期からの研究活動が加わり、学生への負担も増えることから、入学前既修得の単位認定、英語外部試験のスコア等による単位認定など、大学入学後に単位を認定する制度を用意しています。(学修の流れ①~②)
また、学部段階で修士課程科目の先取り履修を認めることで、修士課程の早期修了を可能としています。(学修の流れ③)
さらに、分野を超えた知識を積極的に獲得し、それらを融合することでブレークスルーにつなげられる人材を育成するため、知識融合型プログラムを実施します。(学修の流れ④)

学習の流れ 1
入学前既修得の単位認定について

入学前教育として、九州大学が開講する一部授業科目を受講が可能です。試験等に合格すれば、入学後に大学の単位として認定されます。

学習の流れ 2
英語外部試験スコアによる単位認定について

以下のいずれかの基準を満たすものは、1年次及び2年次の「基幹教育科目における英語科目」のすべての履修が免除されます。ただし、「Advanced English」2単位を取得する必要があります。

対象となる試験及びスコア
  • IELTS:総合スコア6.5 以上、各セクション6.0 未満なし
  • TOEFL iBT:総合スコア85以上、各セクション20 未満なし
  • 英検:準1級
  • TOEIC (下記の二つを要件とし、それぞれの数値を満たすこと)
    TOEIC L&R:785-945
    TOEIC S&W:310-360
学習の流れ 3
修士課程科目の先取り履修について

修士進学を希望する学部生に対して修士課程の科目の先取り履修を認めています。修得した科目は、修士進学後に単位認定されます。

学習の流れ 4
知識融合型プログラムの実施

異なる領域の知識を融合することで、ブレークスルー/イノベーションをもたらした事例に関して学ぶ特別プログラムです。

PRE-ENROLLMENT REQUIREMENTS AND OPPORTUNITIES 入学前の時間の使い方

1. 入学前教育プログラム【発掘入試Ⅰ合格者:必須】【発掘入試Ⅱ合格者:一部必須】

次世代研究者発掘入試Ⅰの合格者を対象に、入学までの約4か月間を有意義に過ごし、大学での研究活動を円滑にスタートできるよう、「入学前教育プログラム」を実施します。本プログラムでは、月に1回程度、オンラインを活用したイベントを開催し、入学後の学びや研究生活に向けた準備を進めます。
なお、次世代研究者発掘入試Ⅱの合格者は、2月のオンライン講演会および3月の対面交流会のみ参加となります。

実施予定(例)

12月 入学予定のコース生同士の交流会(オンライン)
入学前の不安や期待を共有し、同期となる仲間とのつながりをつくります。また、入学までにどのように過ごすか一緒に考えていきます。

1月 若手研究者との交流会(オンライン)
実際に研究の最前線で活躍する若手研究者から、研究の魅力や学生生活について話を聞きます。

2月 大学での学修に関する講演会(オンライン)
大学で求められる学びの姿勢や、研究活動の基礎となる考え方について理解を深めます。

3月 入学予定のコース生同士の対面交流会(対面)
入学前に実際に集まり、研究への意欲を高めるとともに、コース生としてのスタートを切る準備を行います。

2. 九州大学授業科目の受講【発掘入試Ⅰ合格者:推奨】【発掘入試Ⅱ合格者:任意】

九州大学が開講する一部授業科目を受講することが可能です。受講し、所定の試験等に合格した場合、入学後に大学の単位として認定されます。

3. 英語外部試験のスコア取得【発掘入試Ⅰ合格者:推奨】【発掘入試Ⅱ合格者:任意】

TOEIC等の英語外部試験のスコアにおいて一定の基準以上のスコアを取得している場合、入学後に大学の単位として認定されます。

PROGRAM REQUIREMENTS コース生の責務

1. 年度末の適格認定の実施

毎年度、コース生に対し、適格認定を実施します。次の基準を満たしているかを確認し、総合的にコース生の継続の可否について判断します。適格認定で不適格となった場合は、当該適格認定が行われた年度の3月末でコースから離脱となり、翌月以降の奨学金支給は停止(打ち切り)となります。

適格認定における基準例
  • 研究活動計画書および研究活動報告書の提出
  • 学業成績の維持(全科目のGPAが2.0を下回らない)
  • セミナーへの対面参加
  • 進捗報告会での発表および審査
  • 次の教育課程への進学(学士→修士課程、修士課程→博士後期課程)

※適格認定の基準は年次によって変わります。

2. 修了認定の実施

コース生が、所属する専攻の博士後期課程の修了要件を満たすことをコースの修了要件とし、本修了要件を満たした者に対し、修了証を交付します。

3. 調査・アンケートへの協力

コースの教育効果の検証や制度改善のため、在学中はもちろん、修了後も継続して九州大学が実施する調査・アンケート等へのご協力をお願いしています。

WITHDRAWAL FROM THE PROGRAM コースから離脱となるケース

Case1

コース生の進路選択のポータビリティを確保するため、次の場合にはコースからの離脱を認めます。

  • 学生本人から、コース離脱の希望があった場合
  • <学部生のみ>転研究室等に伴い、受入学部・学科または受入予定教員が本コースに参画していない場合
  • 転研究室等に伴い、コース生としての受入について受入予定教員の承諾が得られなかった場合
Case2

コース生が次のいずれかに該当し、教育上、コース生を継続することが適当でないと判断された場合には、当該学生に対してコースからの離脱を命じることがあります。

  • 適格認定において不合格となった場合
  • 退学または除籍となった場合
  • 九州大学における博士課程への進学意思を失ったとコース長が判断した場合
  • コース生としての適格性を欠くとコース長が判断した場合

※コースから離脱となった場合、離脱日の属する月の翌月以降は奨学金の給付を停止(打ち切り)となります。